がんばりきれない日にフィルム写真がくれるもの

ここ2ヶ月ほど、少し、いや、私にとっては大きな悩みごとがある。

そのことに心が疲れてしまって、頑張りきれない日々だった。

私は撮影中に、幸せそうなお客様の姿をニヤニヤ見るのが好きだ。

でも、他の家族を見ることもしんどいくらいに余裕がなくなっていた。

毎日落ち込む日々を過ごしてきたんじゃないか、怖い顔をして家族と接していたんじゃないか、そんな極端なことを考えてしまうこともあった。

だけど少し前に撮り終えたフィルム写真が返ってくると「そんなことないよ」と言ってくれるような写真たちばかりだった。

・・・

がんばりきれない日は、ちゃんとある

たしか、この写真を撮った日は何もできないまま夕方になってしまった日。それでも夕日と影が綺麗でシャッターを切った。

フィルム写真に救われたのは今回だけじゃない。

子育てで煮詰まる日も、夫婦関係で悩む日も、写真を撮る意味を見失う日も。

SNSで誰かの暮らしと比べて凹むこともあるし、自分の弱点に嫌気がさすこともあるけれど、そんな日々にも一生懸命生きている時間があった。

・・・

フィルムに写っていた何気ない時間

ちゃんとその日が写ることは私にとって大切なことだ。

見返したときに「なんだ、しっかり生きてるじゃん。そんなに落ち込むことないじゃん」と思えるから。

私はがんばれなくても、あの日はしっかりあったし、一緒に過ごしてきたことに気付かされる。

フィルム写真は撮った時と、写真を見る時に時差がある。

そのことがより私の心を救う。

ちょっと記憶が薄れていて、自分のことを俯瞰して見ることができる。

・・・

また、がんばれない日がきても

きっとまた、思うように動けない日が来る。

がんばれない自分を責めたくなるときもある。

でもそんな日も「撮っておいてよかったな」と思えるように、今日もシャッターを切る。

何気ない1日も、フィルムに残すと、ちゃんと大事だったって思えるんだよね。

書き手:Kurumi Sasakiーーーー神奈川県を拠点に出張撮影をしているフォトグラファー  

・・・

私がフィルム写真に救われているように、誰かの心もフィルム写真に救われるのでは?

フィルムで撮る出張撮影は、ただ記録するだけじゃなく、「時間そのもの」を残すものだと私は思っています。

限られた枚数の中で、家族のあたたかな時間、ふとした表情、手をつなぐ小さな瞬間まで、一枚一枚に心を込めてシャッターを切ります。

10年後、20年後を想像してみてください。

”その写真を見返したときに、心が揺さぶられるように”

”大切で特別な日々を過ごしてきたんだと、味わえるように”

そんな願いを込めて、フィルムカメラとともに、大切な時間を残していきます。

出張撮影について、もっと詳しく知りたい方はこちらへ

Kurumi Sasaki photography

ここ2ヶ月ほど、少し、いや、私にとっては大きな悩みごとがある。

そのことに心が疲れてしまって、頑張りきれない日々だった。

私は撮影中に、幸せそうなお客様の姿をニヤニヤ見るのが好きだ。

でも、他の家族を見ることもしんどいくらいに余裕がなくなっていた。

毎日落ち込む日々を過ごしてきたんじゃないか、怖い顔をして家族と接していたんじゃないか、そんな極端なことを考えてしまうこともあった。

だけど少し前に撮り終えたフィルム写真が返ってくると「そんなことないよ」と言ってくれるような写真たちばかりだった。

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がんばりきれない日は、ちゃんとある

たしか、この写真を撮った日は何もできないまま夕方になってしまった日。それでも夕日と影が綺麗でシャッターを切った。

フィルム写真に救われたのは今回だけじゃない。

子育てで煮詰まる日も、夫婦関係で悩む日も、写真を撮る意味を見失う日も。

SNSで誰かの暮らしと比べて凹むこともあるし、自分の弱点に嫌気がさすこともあるけれど、そんな日々にも一生懸命生きている時間があった。

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フィルムに写っていた何気ない時間

ちゃんとその日が写ることは私にとって大切なことだ。

見返したときに「なんだ、しっかり生きてるじゃん。そんなに落ち込むことないじゃん」と思えるから。

私はがんばれなくても、あの日はしっかりあったし、一緒に過ごしてきたことに気付かされる。

フィルム写真は撮った時と、写真を見る時に時差がある。

そのことがより私の心を救う。

ちょっと記憶が薄れていて、自分のことを俯瞰して見ることができる。

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また、がんばれない日がきても

きっとまた、思うように動けない日が来る。

がんばれない自分を責めたくなるときもある。

でもそんな日も「撮っておいてよかったな」と思えるように、今日もシャッターを切る。

何気ない1日も、フィルムに残すと、ちゃんと大事だったって思えるんだよね。

書き手:Kurumi Sasakiーーーー神奈川県を拠点に出張撮影をしているフォトグラファー  

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私がフィルム写真に救われているように、誰かの心もフィルム写真に救われるのでは?

フィルムで撮る出張撮影は、ただ記録するだけじゃなく、「時間そのもの」を残すものだと私は思っています。

限られた枚数の中で、家族のあたたかな時間、ふとした表情、手をつなぐ小さな瞬間まで、一枚一枚に心を込めてシャッターを切ります。

10年後、20年後を想像してみてください。

”その写真を見返したときに、心が揺さぶられるように”

”大切で特別な日々を過ごしてきたんだと、味わえるように”

そんな願いを込めて、フィルムカメラとともに、大切な時間を残していきます。

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Kurumi Sasaki photography